瀬戸内造船家具のCO2削減率を可視化しました

株式会社オズマピーアール（東京都千代田区）が、愛媛県の浅川造船株式会社（愛媛県今治市）、株式会社真聖建設／ConTenna（愛媛県伊予市）の3社で運営するアップサイクルブランド「瀬戸内造船家具」は、原材料や製造・流通過程で排出されるCO2量を従来のものと比較し、どれだけ減らせるかを数値化するデカボスコアを導入しました。

＊「デカボ」とは、脱炭素を示すデカボナイゼーション（Decarbonization）の略

「デカボスコア」は、博報堂と三井物産が共同で推進している共創型プラットフォーム「Earth hacks」が提供するサービスで、商品やサービスの環境価値が新しい選択基準となるよう「CO2削減率」を「デカボスコア」として算出し、従来の素材や手法で作られた製品と比較した時の差分としての削減量が一目で分かる仕組みです。

 

瀬戸内造船家具のロングテーブルは天板・脚に造船所の足場として使用していた木材(杉材)をアップサイクルして製造しています。通常の新しい杉材を使用しつくったテーブルと比較したデカボスコアは52%です。

 

Earth hacksについて

生活者一人ひとりのアクションで脱炭素社会を推進する共創型プラットフォーム「Earth hacks」 は、博報堂の新規事業開発組織「ミライの事業室」と三井物産の共同プロジェクトです。Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方向けに、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームを企画・運営しています。また、生活者の脱炭素行動を支援するために、スウェーデンのインパクトテック企業「Doconomy（ドコノミー）」の商品の二酸化炭素排出量を可視化するツール「The 2030 Calculator」を活用し、Earth hacksのサイト内では従来の製品よりもCO2排出量が少ない商品を紹介するなど、脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。

■ウェブサイト：https://earthhacks.jp/

■Instagram アカウント：https://www.instagram.com/earthhacks.jp/

 

■デカボスコア付属情報

デカボスコア	52%
製品情報	造船所の足場として使われていた杉材をUpcycleしてつくったテーブル
製品排出量	0.78kgCO2e
比較対象製品情報	新しい杉材を使用してつくったテーブル
比較対象製品排出量	1.65kgCO2e
計算時点	2023年2月
使用した計算機	the 2030 Calculator（Doconomy社）
CFP*算定範囲	原料調達から最終集荷拠点までの輸送

 

【本件に関するお問合せ】

オズマピーアール　瀬戸内造船家具　担当：一ノ瀬

E-mail：setouchi@ozma.co.jp　／　Tel：080-5896-5924／03-4531-0232　

 

Earth Hacks及びデカボスコアに関するお問合せ

https://earthhacks.jp/pages/contact